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アドベンチャー3
カテゴリ: every day / テーマ: 自作連載小説 / ジャンル: 小説・文学
時刻午後5時、日が沈もうとする中、5つの人影が浮かび上がる――
「さ、着いたよ。4人とも、上がって上がって」
「おじゃましまーす・・・」


悪魔の笑い声


春香が家のドアを開けると、階段を上り途中の男がいた
「ただいま、お兄ちゃん」
「お帰り・・・・その子達・・・・知り合い・・・?」
まるで興味が無いという目で4人を見るも、春香に問いかける

「うん。今日、初めて会ったの。」
「・・・そ・・・・でも・・・あいつには・・・気をつけろよ・・・」
「うん・・・分かってる・・・」
「「「「・・・・・・・・」」」」
4人は2人が何を話しているのか分からなかったが、悲しい目をしていた事は4人とも・・・
気が付いたらしい――


「あっ、お兄ちゃん!」
「・・・何?・・・・」
「あのね、今日この子達泊まっていくから、お兄ちゃんに男の子達の部屋の案内と、この国の説明をしてほしいんだけど・・・頼んでもいいかな・・・・?」
気のせいだろうか・・・春香は少し、深刻な顔をしていた――
「・・・お前ら、名前は・・・・?」
「あ、高瀬 優也ッス」
「・・・山田 健太郎です・・・・」
春香の兄を不思議そうに見上げる2人

「・・・・ついて来い・・・」
そう言うと春香の兄は階段を上がっていった。
「・・・じゃ、2人とも、また後でな!あ~健ちゃん疲れたー」
「小春、泉。ゆっくり休めよ?ほらっ行くぞ健!」
優也と健太郎は春香の兄に遅れないよう、階段を上がっていく――



「・・・じゃー、私たちも行こっか」
春香は小春と泉の肩にそっと手を置く
「あっ、はい」
「はい・・・」
2人は・・・いや、4人は感じていた
この国には何かがある、と――





「・・・あ、オレの名前は光輝。『こうき』な」
「はい、光輝さんですね~。分かりましたー」
「んっじゃ、早速だけど、この国の話をすんな・・・」





「この国の名前は『花曇』って言うの」
「「・・・・・・」」
小春と泉は春香の話を聞いては黙って頷く
「緑が多くて、動物もいっぱいで・・・。」
春香は微笑みながら自分の国のことをどんどん話し出す
「ここの人たちは皆人情であふれていたの」
「すっごくいい国なんですね~」
「えぇ・・・とってもいい国だった」
「・・・・・?」
「あの・・・いい国『だった』って・・・?」
今の言葉に違和感を抱いた泉は春香に問いかける
「あぁ・・・・それはね・・・」




「2ヶ月位前の事だった・・・。」
「何が、あったんすか・・・?」
「・・・悪魔が来たんだ・・・この国に・・・!」
さっきまでなんとも無かった光輝の体が震えだし、顔がだんだん青ざめていく
「光輝さん!?」
「だっ、大丈夫スか!?」
それを見た優也と健太郎は光輝に駆け寄る
「大丈夫だ・・・気にするな・・・。話を続ける、席に着け・・・」
2人は光輝のことを気にかけながらも椅子に座る
「・・・あの・・・その悪魔・・・って?」
「夢雨だ・・・」
「ムウ?」
「あぁ。・・・あいつはこの国の、花曇の平和を奪っていった・・・」




「命、緑、心。このほとんどがこの国から消えたの・・・」
「「・・・・・・」」
「私の知人も・・・親も・・・」
「え・・・!」
「・・・家に帰った時ね?私、いつも思うの・・・」
「・・・何て?」
春香の目から涙が溢れ出した
「お兄ちゃんがいてくれて良かった、って」
「「・・・・・」」
「お兄ちゃんまでいなかったら・・・私、どうなってたか・・・」
「・・・ぁ・・・・」
「ごめんねっ。話続けないと・・・」





「夢雨はオレらの天敵だ。そこで毎回『夢雨と話をつけてくる』って奴もいるんだけどな・・・皆帰って来ねぇーんだよ。多分、次はオレだな・・・」
「「えっ!」」
「しゃーねぇーんだ・・・男には必ず回ってくるんだよ・・・損な役だよな」
少し笑ってはいたが、光輝の顔はもう、真っ青だった
「そのこと・・・春香さんに言ったんですか?」
「バッカ!言うわけねぇーだろ・・・」
「・・・何でですか?」
「そんな事も分かんねぇーのか?お子ちゃまだな・・・」
「・・・?・・・」
「死ぬかもしれないからだ」
「「・・・・・・・・・・」」
「分かるか?」
2人は黙って首を横に振る
「夢雨と話をつけるなんて、死にに行く様なもんだ・・・。そんなこと春香に言ったらあいつも『私もついて行く』なんて言いかねぇーからな」
「・・・そー・・・ですか・・・・」
「ま、これで説明は終わりだな・・・」
「「ありがとうございました・・・」」
「ん~、もう11時だ。早く寝ろよ」
「はーい」
「うぃーッス」



「じゃあ、おやすみ」
「「おやすみなさい」」
4人は疲れていたのか、すぐ寝てしまったのだった



「あっれ?お兄ちゃん寝ないの?」
「いや、なんか胸騒ぎがするんだ・・・・嫌な予感・・・」
「・・?・・・」

光輝の嫌な予感は当たっていた――





綺麗な夜空の下、星のヘアピン、ピアスをした少女がほうきに乗っていた

「ふぅん・・・今度皆が来るのはいつかな~?楽しみぃ~・・・アハ・・・アハハッ・・・キャハハハハハハ、キャハハハハハハハハ!!!!」



静かな夜に、少女の笑い声が響く――
編集 / 2008.04.13 / コメント: 0 / トラックバック: - / PageTop↑
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プロフィール

山本 優樹

Author:山本 優樹
花風鈴へようこそ~(´∀`*)ノ
ゆっくりしていってくださーい

性別!:♀
血液型:B型
誕生日:12月6日
星座☆:いて座➴
性格:色々変わります
身長:155cm

★好きなもの
家庭教師ヒットマンREBORN!
銀魂
ギャグマンガ日和
戦国BASARA
ひぐらしのなく頃に
卵料理
基本甘いのが好き
絵を描くこと
歴史

…などなど


★嫌いなもの
アスパラ
椎茸
にんじん
蟹かま
練り物系

短気な奴
爆音

大した用事がなければ外へ出ない引きこもり科。
でも学校では優等生&いい奴を演じてます。
極稀にプッツンして周りを困らせる嫌な子。
だけど本気で切れたのは1・2回ぐらい。
夢見がち男。

こんな子でも一生懸命やっております。
暇だったらコメントでもしてやってください。
荒らしはダメですよー。
まぁ…ほんとグダグダしてますが
よろしくお願いします(*・ω・*)

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